寒い季節になると、街ゆく人の多くが着用しているダウンジャケット。
中綿入りのダウンやフェザー入りのものなど種類もたくさんあり、用途や気温によって選べるのも良いポイントですよね!!
そんなダウンですが、着るのは何度の気温からを目安にしたら良いかいまいちよくわからない・・と毎年悩む方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、ダウンを着るのは気温が何度からを目安にしたらよいのかや、ダウンとフェザー、中綿など何が違うのかを解説していきます!!
「今年は新しいダウンを購入したい」「何度からダウンを着るかいつも迷う」という人は是非、最後まで読んで参考にしてくださいね♪
ダウンを着る気温の目安は?なぜ暖かいの?
そもそもダウンとは何なのでしょうか ??寒く感じる気温になると皆が着ていますよね。
今では多くの人が1着は持っているのではと言っても過言ではないほど人気のウェアアイテムです。
では、改めてダウンを着るとなぜ暖かいのか?と問われるとわからない人も多いはず。
ダウンとは、鳥の羽根と羽根の間にあるダウンボールと呼ばれる綿毛のことを指します。
イメージとしては、たんぽぽの綿毛のようで、羽軸がないので柔らかいという特長があります。
このダウンには、それぞれの毛がお互いに絡み合わず、空気を大量に溜め込むことができます。
そのため、ふんわりとしてかさ高くなり、溜め込まれた空気が断熱保温材の役割をしてくれます。
ダウンジャケットは通常のコートよりも軽くて暖かいという印象がある方も多いと思いますが、このような理由で温かさを保つことができるのです。
さらに、羽毛は温かくするだけではなく、吸放湿性にも優れた素材なので、衣服内の湿度を調節するメリットもあります。
例えば、真冬の気温が下がる季節でも電車の中など上着を着たまま暖かい室内にいると、汗をかくシーンもあると思います。
吸放湿性にも優れているとこのような場面でも、活躍してくれますね。
また、ダウンは保温性だけでなく、「羽軸」がないので、着る時に非常に柔らかくて軽いのも特長です。
ダウンジャケットにも安価なものから高級なものまで、幅広くありますがダウンの量がどのくらい含まれているかによって変化します。
また、羽毛の色によっても外観に関わってくるので品質としての差が生まれます。
さらに、1羽の水鳥から得られるダウンの量は5~10gほどなので、とても貴重な素材と言えますね。
同じような素材に「フェザー」があります。
フェザーは、水鳥の体をおおう部分に生えた羽軸を持つ羽根を指します。
フェザーの特長は、通気性が高く羽軸が湾曲しているので弾力性に富みます。
しかし、ダウンと比較すると保温性は劣るのがデメリットです。
3つ目として、「中綿」素材について説明します。
中綿とは、ポリエステル等の化学繊維で作られた綿のことを指します。
これまでにご紹介してきたダウンやフェザーに比べて、水に強い点がメリットです。
また、化学繊維で作られた中綿は、天然素材であるダウンやフェザーと比べて安価で、またお手入れもしやすいというメリットもあります。
ここまで、3つの素材の違いをご紹介してきました。
ダウン、フェザー、中綿で大きく異なる点は、保温性と軽量性ですね。
ダウンジャケットのタグ表示には各素材の割合が記載されているので、気温が下がる季節に着る前や購入する際には是非参考にしてみてください♪
ダウンを着るのは何度から?
では、このダウンですが大体何度から着るのが適切なのでしょうか?
気温が何度から着たら良いのかと改めて問われると難しいですよね。
ズバリ何度からかというと・・・「1日の最高気温が13度未満になったら」!!
最高気温が14度くらいだと、ダウンジャケットは暑いと感じたりその後もっと寒くなる時に体が慣れていきません。
13度未満になっていないうちは、ジャケットやコートなどを着ることで、寒さ対策をすると良いですね。
また、首元が暖かいと、寒さを感じなくなるので朝晩の冷え対策として、マフラー・ストールなどを活用してみましょう!!
では、この「1日の最高気温が13度未満になる」のは何月ごろでしょうか?
日本の各地方によってももちろん違うので、目安として見ていきましょう。
最高気温が13度未満、つまり12度になる月は1番北の札幌で11〜4月の期間。
東京・名古屋・大阪・福岡で12〜2月という結果でした。
多くの地域が12〜2月の間にダウンを着るのに最適な温度になるということですね!
何度から着たらよいのか、疑問に思っていたけど気温で見るとわかりやすい!
ダウンを着る気温のタイミングは?
ダウンを着るのはどのくらいの気温がいいのか、わかりましたね。
最近では、さまざまな種類や厚さのダウンがありますが、どのタイミングで着るのが良いのでしょうか?
例えば「ライトダウン」のような、ダウンの量も少なめで薄手のダウンもありますよね。
こういったものは、本格的な冬の気温になる前にも大活躍します!!
本格的に寒くなる前のタイミングである秋口や冬の寒い季節の重ね着などはもちろん、春先の肌寒いときも重宝します。
ダウンは、目的に合わせて厚さを変化させるのも便利ですし、コーディネートも楽しめます。
例えば、電車や車での移動が多い人は着脱するタイミングも多いと思います。
そういう場合は短めで、薄めのダウンとジャケットなど重ね着ができるものなどがとても便利。
逆に、屋外で過ごす時間が長い場合には、ダウン含有量が多く暖かいものを選ぶのがおすすめです。
シーン別や気温別で自分が使いやすいダウンを選びましょう!!
まとめ
- ダウンジャケットにも、中身がダウン、フェザー、中綿でそれぞれの特長がある
- ダウンを着る気温は何度からかというと、1日の最高気温が13度未満になってからがおすすめ
- 日本のおおよその時期で12月〜2月に着るのがベスト
- ダウンにも薄手のものから厚手のものまであるので、着るタイミングや気温、ライフスタイルで選ぶ
ダウンを実際に何度から着るのがよいのか、ダウンの種類にもどういうものがあるのかをこちらの記事ではご紹介してきました!!
何度からかを目安にしても良いですし、シーンや目的によって選ぶのも良いですね♪
是非今年新しくダウンを新調しようとしている方や、どのように着ようか悩んでいた人は参考にしてください。
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