ポジティブになりたい、と思うことはありますか?
ポジティブになるためには、自己肯定感を高めることがおすすめです。
自己肯定感とは、ざっくり言うと「ありのままの自分を好きになれる」「ありのままの自分に価値があると感じることができる」ということです。
自己肯定感が高い人は、自分の状態や結果が悪くても自分を認めることが出来ます。
自己肯定感が高いとストレスを溜め込みにくいので、自分にとってもいい状態になります。
では、自己肯定感を高めるためにはどんなことをすればいいのでしょうか?
楽しみながら自己肯定感を高めることが出来るゲームやアプリもあります。
自己肯定感を高めることができるゲームや、ゲーム以外の方法で自己肯定感を高めることが出来る方法をいくつかご紹介します。
自己肯定感を高めるゲームはどんなゲーム?
自己肯定感を自分1人で高めることはとても難しいです。
自分のいいところを自分一人で探すのは難しいし、わからなくなってしまうこともあります。
そのため、友達や会社のチームメンバーなど、複数人で自己肯定感を高めるゲームをするのが一番おすすめです。
私が会社でやったことのあるゲームは、「ほめゲーム」というゲームです。
このゲームは、褒める対象の人を決めたら、その人のいいところをその人以外のメンバーで探す、というゲームです。
オンラインでも出来るゲームですので、誰かが在宅勤務をしていても気軽に出来る、おすすめのゲームです。
褒められる対象の人はその場にいてもいいですが、一旦その場から離れても問題ありません。
私がこのゲームをしたときはオンラインだったので、褒められる対象の人は一旦ミーティングURLから抜けて、その人のいいところをパワーポイントにまとめました。
その人のいいところをたくさんの人と出しあってまとめていくので、自分が気づいていなかったその人のいいところを知ることもできます。
褒められる対象の人は、一旦その場から離れることで「どんなことを言ってもらえるのだろう」とワクワクしながら待つこともできます。
このゲームのいいところは「人を褒める」ことが目的のため、ネガティブなことは出てこないところです。
褒めてもらえることがわかっているため、待っている時間でも自分の自己肯定感を高めることができます。
10分など時間を決めて、褒める対象の人が戻ってきたら、その人のいいところについてプレゼンをする時間になります。
褒められる対象の人は、そこで初めて自分のいいところを他の人からプレゼンしてもらうことが出来ます。
人のいいところをプレゼンするときは、なぜそう思ったのかのきっかけや理由があったり、尊敬しているなどの気持ちを込めて話したりすることが多いので、話す熱量も高くなります。
大変だったプロジェクトを一緒にやっていたときに、細かいところまでサポートしてくれてとても助かった!嬉しかった!
在宅勤務でもきちんと身だしなみを整えていて本当に偉いと思う!
何を聞いてもきちんと答えてくれるので、そんな人になりたいと思っています!
一緒に働いている人から、高い熱量で自分のいいところを話してもらえたり、過去にあったことを例にあげて話してもらえたりすると「あれが良かったんだ」と気づくことが出来ます。
また自分が思っていた以上にいいところをたくさんあげてもらうことが出来たり、自覚している自分のいいところ以外を褒めてもらえることがほとんどです。
「なぜそう思ったのか」をあわせて伝えてもらうことで信憑性も高くなりますので、「そんなことないのに…」と思うことも少ないかと思います。
褒めてもらう側はもちろん照れますが、それよりも「嬉しい!」という気持ちのほうが大きいです。
なにか準備が必要なゲームではないので、とても手軽に自己肯定感を高めることが出来るゲームです。
自己肯定感を高めるアプリもある!
先程ご紹介した褒めゲームは複数人で行うゲームですが、自分1人で自己肯定感を高めることももちろん出来ます。
自分で自己肯定感を高めるためには、アプリを活用することがおすすめです。
Myできたこと日記
このアプリは、その日自分が出来たことを記録していくアプリです。
どんな小さなことでも大丈夫ですので、「できたこと」「このできたことから学んだこと」を書いていきます。
できたこと:ご飯の作り置きが出来た!
このできたことから学んだこと:1食分にまとめて保存する
といった具合です。
記録した「できたこと」は、カレンダー上でまとめて確認することが出来たり、「みんなのできたこと」というページで他の人のできたことを見たりすることが出来ます。
自己肯定感は「自分の価値を認める」ことですので、他の人と比較をするのではなく「こんなことも書けるんだ」「他の人も頑張ってるから自分も頑張ろう」と考えるのに使います。
これを毎日続けることで、小さなことでも出来ている自分を認めることが出来るようになってくるかと思います。
幸せの貯金箱
このアプリは、日々の生活の中で見つけた幸せを書きためていくというアプリです。
こちらもどんなに小さなことでも構いませんので「書きためる」ということが大事です。
1日に何個書いても大丈夫で、むしろその分幸せがたまっていきます。
- 富士山がすごくきれいに見えた!
- 自分の好きなことをテレビで特集しているのを見つけた!
- すごくおしゃれなカフェを見つけた!
あなたの近くには案外、小さな幸せがたくさん転がっています。
それを意識的に見つけるようにすることで「思っていたより自分は幸せなんだな」と感じることが出来ます。
またこのアプリでは、自分が書きためた幸せをカレンダーでまとめて見ることが出来たり、幸せ貯金をスライドショー形式の動画で見ることも出来たりします。
てつだって!
このアプリは、本来は子供に対して使うアプリで、手伝ってほしいこととご褒美を設定して、お手伝いが出来たらポイントをあげて、貯めたポイントでご褒美と交換するものです。
ですが、このアプリを自分の自己肯定感を高めるために使っている人もいます。
例えば専業主婦の方や、産まれたばかりの子供がいる方で「家事をしても誰も褒めてくれない」「子供の面倒を見るのは大変なのに夫はわかってくれない」と感じてしまうのはよくある話です。
そんなときに、大変だと思うことや苦手な家事をポイント制で登録して、ご褒美に「ケーキを買う」「DVDを買う」といったことを設定します。
そうすると、自分が頑張っていることを可視化することが出来るので、客観的に自分の頑張りを認めることが出来ます。
またご褒美を設定することで、引き続き頑張ろう、という気持ちにもなります。
自己肯定感を高めるための習慣とは
自己肯定感を高める習慣を身につけるためには、気をつけるポイントが2つあります。
- いいことを遠慮なく受け取る
相手から感謝されたり、褒められたりしたときに自分を卑下せず、素直に「ありがとう」と感謝をすることです。
自己肯定感が低い人にとってはハードルが高く、難しいことかもしれませんが、これを心がけるだけで自分の価値をきちんと認識することが出来るようになります。
- 笑顔になる
幸せを感じたり、いい事があったときは自然に笑顔になりますよね。
人の笑顔を見ると、自分も笑顔になることもあると思います。
笑顔を作ると「エンドルフィン」や「セロトニン」という伝達物質が脳からでて、幸福感を感じたり心がリラックスしたりします。
つくり笑顔でもいいので、笑顔になるタイミングを増やすようにすると、自己肯定感を高めることが出来ます。
これらの習慣を少しずつ続けることで、自己肯定感も少しずつ高めることが出来ます。
例えば、2016年に大流行した「逃げるは恥だが役に立つ」の主人公で、新垣結衣さん演じる森山みくりは、とても自己肯定感が低い主人公です。
心理学を専攻していたこともあり、自分の気持ちも他人の気持ちも客観的に見えてしまうことで「だから自分はだめなんだ」「自分が嫌いだ」という結論に至ってしまいます。
そんなときはとことん平匡(ひらまさ)と話し合ったり、自分の考えていることを正直に話したりすることで解決しています。
最終回に自分の自己肯定感の低さで閉じこもってしまったときは、平匡がみくり自身を認めてくれたことで、自己肯定感を少しずつ取り戻しています。
自分がだめだと思っている部分や頑張っている部分を他の人に認めてもらえるだけで「これでいいんだ」と思うことができ、気持ちが軽くなるのです。
他の人と話すときに、これらを習慣付けると、自己肯定感はどんどん高くなっていきます。
「逃げるは恥だが役に立つ」が気になった方はこちらからどうぞ↓
まとめ
- 他の人とゲームをして褒め合うことで自己肯定感を高める
- 自己肯定感を高めることが出来るアプリを使う
- 感謝や人からの気持ちを笑顔で受け取る習慣をつける
自己肯定感は自分の思い込みなので、簡単に高めることは出来ません。
ゲームやアプリを使って少しずつ高めていくことで、自分の気持ちが今よりもっと楽になります。
自分の自己肯定感が高くなると、周りの人もあなたに接しやすくなりますし、あなたの気持ちに対して誠実に行動を返してもらえるようにもなります。
ぜひご紹介したアプリやゲームを使って、自分の自己肯定感を高めて、より人生を楽しく過ごせるようにしてみてください。
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