ペン型カメラは、探偵やジャーナリストが使う偽装カメラの代表格です。
スパイカメラの中で一番有名と言ってもいいでしょう。
90年代から普及し、ほとんどの探偵事務所に置かれていたそうです。
これほど普及したのは、ペン型カメラの汎用性の高さにあります。
パッと見は普通のペンにしか見えないので、室内や廊下に置いて監視カメラのように使うことも可能です。
また、ペン型カメラは初心者にも向いているので、最近は防犯や証拠集めとして使用されている方も多いようです。
しかし、実際に使おうと思っても、ペン型カメラはバレるのでは…?と、心配になりますよね。
ペン型カメラがバレるのは理由があります。
機種選びや正しい使い方をすれば、バレにくいのです。
ペン型カメラがバレるか心配なあなた、ぜひチェックしてみましょう!!
ペン型カメラがバレる3つの理由
ペン型カメラがバレるのは、3つの理由があります。
- ペンが太い
- レンズが見える
- 使い方に違和感がある
それぞれの理由を見ていきましょう。
ペンが太い
あなたがいつも使用しているボールペンの太さは、どれくらいでしょうか?
ペン型カメラとuniのボールペンJETSTREAMを比べてみました。
上がペン型カメラで、下がJETSTREAMです。
ペン型カメラはほとんどが太いデザインです。スリムタイプでもボールペンぐらい細いタイプはないに等しいでしょう。
どちらかといえば「高級なペン」に近いデザインですね。
今まで一般的なボールペンを使っていたのに、突然太いペン型カメラを使い始めたら、変に怪しまれたり、興味を持たれたりなど、バレる可能性が高くなります。
なので、普段から少し「高級そうなデザインのペン」を使用していると、バレにくいでしょう。
レンズが見える
ペン型カメラは機種によって、カメラが肉眼でわかります。
遠目ではまったくわかりませんが、手に取ってよく見るとカメラのレンズがわかります。
うっかり誰かが触ってしまったら、一瞬でバレるでしょう。
使わない時は、レンズカバー(レンズプロテクト)でレンズを隠せるタイプを選びましょう!
また、撮影や録画中に点灯するタイプもあるので、非点灯のタイプを選ぶことも重要になります。
使い方に違和感がある
ペン型カメラなので、筆記具がある部屋や場面などに最適です。
ペン立てに差したりデスクに置いていても、とくに不自然さは感じません。
スーツや制服のポケットに差すなど、違和感がないように使うことでバレにくくなります。
逆に、不自然にペンを握りしめて歩いているなら、間違いなくペン型カメラはバレるでしょう。
ペン型カメラを使うなら、ノートや手帳などを必ずセットにしましょうね。
ペン型カメラはバレると違法?バレなくてもダメ?
ペン型カメラなどのスパイカメラはどのような時に使うのでしょうか?
- パワハラ、セクハラなどの証拠
- 浮気調査
- 会議や商談などの記録用
- 取締役会の議事録
- 講義やセミナーなどの復習用
- 車や自転車などのドライブレコーダー
- 防犯対策
- 風景撮影
さまざまな場面で使うことができます。
ペン型カメラがバレるか心配になるのは、主に、パワハラやセクハラなどの証拠をつかみたい時や、浮気の調査を自分でしようと思っている時が多いですよね。
ペン型カメラにも、たくさんの種類があります。コスパ重視から高性能まで勢揃いです!
まずは、小型カメラなどのスパイカメラは、違法なのかどうか見ていきましょう。
スパイカメラを買うことは違法?
ペン型カメラがバレるか心配になる前に、そもそも違法ではないのか疑問に思いますよね。
スパイカメラを購入したり、使用すること自体は違法ではありません。
購入したカメラで風景や人物を撮影すること自体も、違法ではありません。
問題はないので、安心して使うことができるでしょう。
一般に販売されているカメラと同じように考えて頂ければ、とくに問題はありませんね。
浮気の証拠を撮りたいと思って仕掛けることはできますが、他人のプライバシーを侵害するような撮影になってしまうと、民事で訴えられることがあります。
ペン型カメラで証拠をつかんで相手を訴えるつもりが、ペン型カメラがバレて逆に訴えられてしまったら、絶望的になりますよね。
ペン型カメラがバレるか不安に思いながら使うよりも、浮気調査などは専門の探偵に依頼するのがいいでしょう。
ペン型カメラの製造、販売、購入、使用は違法ではない為、問題なく安心して使用ができる。
では、何が違法かというと「違法な目的での使用」が違法になります。
違法な目的での使用はしない
違法な目的の1つに、盗撮があります。
盗撮とは、撮影の対象者や対象物を了解を得ずに、こっそり撮影することです。
また、個人のプライバシーを著しく侵害するような撮影や、各都道府県の迷惑防止条例に違反するような撮影をしたときに使われます。
簡単にいうと「スカートの中をこっそり撮影する」等は盗撮であり、違法な目的になります。
この場合、各都道府県の迷惑防止条例や軽犯罪法で罰せられます。
違法な目的でスパイカメラを使用することは、絶対にしてはいけません!
ペン型カメラがバレるか不安になる前に、あなたが使用する目的は違法にならないかをよく考えて使用してくださいね。
ペン型カメラがバレるか心配なあなたへおすすめの機種
ペン型カメラを使ってみたいけれど、バレるか心配なあなたへ。
バレにくいおすすめ機種5選をご紹介します!
- BBIDSW レンズが見えないペン型カメラ スリムタイプ フルHD
- Chilison ペン型カメラ フルHD
- AEINNE ペン型カメラ フルHD
- 匠ブランド Journalist Plus フルHD超えの2.3K
- 匠ブランド Journalist-2.3K フルHD超えの2.3K
1~3は価格を安く抑えたいあなたへ、4~5は機能重視のあなたへおすすめです!
それぞれ詳しく見ていきましょう。
BBIDSW レンズが見えないペン型カメラ スリムタイプ AK3-AT1
ペン型カメラのスリムタイプです。こちらは初心者や女性におすすめですね。
32GBmicroSDカードが付属しているので、すぐ使用することができます。
ビデオ録画なら最大約4時間の記録が可能です。
レンズカバーが装備されてないタイプですが、レンズが見えにくく作られています。
なので、近くでじっくり見られることがない限り、バレる可能性は低いでしょう。
レンズカバー | なし |
ボイスレコーダー | あり |
録画時ランプ | 消灯 |
メモリ | 32GB microSDカード付属(最大256GBまで使用可能) |
ビデオ録画解像度 | 1920×1080ピクセル |
フレームレート | 30FPS(1秒間に撮影できるコマ数) |
写真撮影解像度 | 2560×1440ピクセル |
充電時間 | 約1時間 |
連続動作時間 | 約70分 |
その他 | 替え芯5本付き |
Chilison ペン型カメラ フルHD
ペン型カメラの安価タイプの中で、高性能なChilisonです。
繰り返し録画、オート録画、充電中でも使用ができる、などの優れた機能が備わっています。
安心のレンズカバー付きなので、バレる心配も少ないですね!
レンズカバー | あり |
ボイスレコーダー | あり |
録画時ランプ | 消灯 |
メモリ | 32GB microSDカード付属 |
ビデオ録画解像度 | 1920×1080ピクセル |
フレームレート (1秒間に撮影できるコマ数) | 30FPS |
写真撮影解像度 | 4032×3024ピクセル |
充電時間 | 約2時間 |
連続動作時間 | 約150分 |
その他 | 替え芯5本付き |
AEINNE ペン型カメラ フルHD TOP-BB-DDS
フルHD高画質の2K画質&300w解像度で、光度が高くキレイなビデオ撮影ができます。
こちらもレンズカバー付きで安心です!
レンズカバー | あり |
ボイスレコーダー | あり |
録画時ランプ | 消灯 |
メモリ | 32GB microSDカード付属(最大128GBまで使用可能) |
ビデオ録画解像度 | 1920×1080ピクセル |
フレームレート (1秒間に撮影できるコマ数) | 30FPS |
写真撮影解像度 | 2560×1440ピクセル |
充電時間 | ー |
連続動作時間 | 約120分 |
匠ブランド Journalist Plus フルHD超えの2.3K TK-PEN-27
信頼の匠ブランドです!匠ブランド製品には、製品保証書が必ず添付されるので安心ですね。
こちらは2020年発売の新しいモデルです。
2.3Kと1920pの2種類のサイズから選ぶことができます。
動体検知録画モードが搭載されているので、ペン立てに差したまま撮影も可能です!
さらに、暗視補正による低照度ビデオ録画で、わずかな光でもキレイに録画ができます。
ボイスレコーダー機能は搭載されていないので、注意してくださいね。
レンズカバー | あり |
ボイスレコーダー | なし |
録画時ランプ | 消灯 |
メモリ | 別売り microSDカード対応(最大128GBまで使用可能) |
ビデオ録画解像度 | 1920×1080ピクセル 2304×1296ピクセル |
フレームレート (1秒間に撮影できるコマ数) | 1920×1080選択時 30FPS 2304×1296選択時 20FPS |
写真撮影解像度 | 4352×3264ピクセル |
充電時間 | 60分 |
連続動作時間 | 約120分 |
その他 | 動体検知録画、暗視補正 |
別売りのACアダプターやモバイル充電器を繋げば、内蔵バッテリーを気にせずに使うことができます!
SDカードの容量を超えると、通常撮影時は自動的に電源がオフになり、動体検知時は上書き保存されます。
匠ブランド Journalist-2.3K フルHD超えの2.3K
こちらも安心の製品保証書付きです!
2.3K~720pまで3種類のサイズが選べます。
Journalistシリーズには、かんたん設定ツールがあります。(上記のPlusにもあります)
匠ブランドサポートサイトから設定ツールをダウンロードするだけで、時刻、画像サイズ、色味などを簡単に設定できます!
レンズカバー | あり |
ボイスレコーダー | あり(最大約24時間可能) |
録画時ランプ | 消灯(動体検知・写真撮影時は点滅) |
メモリ | 内蔵メモリ32GB(ビルトイン) |
ビデオ録画解像度 | 1280×720ピクセル 1920×1080ピクセル 2304×1296ピクセル |
フレームレート (1秒間に撮影できるコマ数) | 1920×1080、2304×1296選択時 30FPS 1280×720選択時 30~60FPS |
写真撮影解像度 | 4352×3264ピクセル |
充電時間 | 約3時間 |
連続動作時間 | 録画約50分、録音約60分 |
その他 | 動体検知録画 |
こちらも、別売りのACアダプターやモバイル充電器を繋げば、内蔵バッテリーを気にせずに使うことができます!
Journalist Plusシリーズとは違い、内蔵メモリがいっぱいになると自動で停止します。
980円のペン型カメラの画質はどう?
uniのボールペンJETSTREAMと比べたペン型カメラは、3~4年前にホームセンターで購入したものです。
価格は980円のお手頃価格でした。
iPhone SEと画像を比べてみます。
まずは980円のペン型カメラです。約30cmくらい離れています。
少し近づいてみます。
次にiPhone SEです。こちらも、約30cmくらい離れて撮影しました。
980円のペン型カメラでの撮影は、色や明るさの違いはあるものの、思っていたよりもしっかりと写っていました。
カメラレンズが見える、撮影時は裏側が点灯するなど、じっくり見たらバレる要素が多いですが、ちょっとした防犯対策なら問題なく使用できそうです。
お試しに購入してみるのもいいかもしれませんね。
写真でもわかるように、撮影した日付や時刻が表示されています。
しかし、初期設定をしないと、写真のように日付や時刻が合いません。
購入したらすぐに、初期設定をすることをおすすめします。
ペン型カメラご使用の注意事項とお願い
当サイトは犯罪を助長するものではありません。
ペン型カメラなどのスパイカメラは、防犯対策として活躍する反面、悪用度も高くなります。
撮影の仕方を間違えると、盗撮などの犯罪につながってしまうので、注意して取り扱ってくださいね。
また、当サイトに記載の方法は参考程度のものです。
ご紹介した機種や撮影方法でのいかなる損害も、当方では責任を負いかねます。
実際の撮影は自己責任で行いましょう。
プライバシーの侵害、各都道府県の迷惑防止条例等に抵触する盗撮等の「違法な目的」での使用は絶対に行わないでくださいね。
まとめ
- ペン型カメラがバレるのは理由がある
- ペン型カメラは違法ではない
- ペン型カメラを「違法な目的」で使うのは絶対にいけない
状況や場面にもよりますが、ペン型カメラなどのスパイカメラがバレることは、自分にとっても相手にとっても、悲しい出来事になる場合もあります。
バレるかバレないか悩む前に、他に方法はないのか、よく考えてから使用してくださいね。
自分を守るためのアイテムとして、職場でのビジネスアイテムとしてご活用して頂けると嬉しいです。
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