盛り塩は、古くから厄除けや邪気払いとして今も続いている風習です。
元々は中国の秦の時代で始まり、奈良時代頃に日本へ伝わりました。
近年、盛り塩は密かに人気があり「盛り塩セット」は100均でも販売しています。
お試しでちょっと始めてみたいあなたに、100均の盛り塩セットはおすすめです。
身近な100均のお店なら、お買い物のついでに買いにいけますし、何より商品を自分で見てさわれます。
100均の盛り塩セットで効果はあるのか心配になると思いますが、コツがわかれば十分に効果はあります!
100均の盛り塩セットで簡単に盛り塩が作れて、あなたもすぐに運気アップ間違いなしです!
それでは、盛り塩の効果を上げるコツや、作り方のコツをご紹介します。
盛り塩セットは100均でOK
100均には、盛り塩セットだけではなく、いろんな形や色のお皿がたくさんあります。
お皿の形や色で、風水的に意味が変わってくるので、特定の願いや目的がある場合は、それに合ったお皿を使うと効果もアップするでしょう!
100均は種類が多いので、自分が使いたいお皿を手に入れやすいです。
また、置く場所によって壊れやすかったり、汚れたりするので、高価なお皿よりも気軽に買い替えやすい100均は、とてもおすすめです。
ただ、柄の入ったお皿には気をつけましょう。柄が入っていると効果が薄れてしまいます。
盛り塩で使うお皿は、模様が入っていない無地でシンプルなデザインが良いですね。
直径は約5cmくらいが使いやすいと思います。
お皿の形
盛り塩の塩には、浄化や厄除けなどの効果がありますが、お皿には風水的な意味が込められています。
お皿の形には、それぞれ意味があるので、目的に合わせて選ぶといいですね。
丸形 | 全体的な運気をバランスよく向上してくれる |
八角形 | 八方位をすべてカバー、願いを叶える力がアップ |
四角形 | 盛り塩の基本的な力がアップ |
盛り塩は丸形のお皿が一般的です。丸形は種類も多く、手に入りやすいので人気ですね。
八角形は、すべての良い運気を引き寄せてくれますので、特定の願いがある時におすすめです。
願いが叶いやすくなるでしょう。
四角形は、体調を崩しがちだったり、うまくいかないことが続く時など、気持ちの切り替えをしたい時におすすめです。
ストレスが溜まっている時にも四角形はいいですね。
盛り塩には、浄化や厄落とし効果と新しい力を生み出す効果があります。
四角形のお皿は、その基本的な効果をアップしてくれるでしょう。
お皿の色
盛り塩は、白の陶磁器で平皿が基本と言われています。
白は運勢的なクセがなく使いやすい色だからです。
特定の願いがある場合は、風水カラーを取り入れると効果アップにつながります!
運気別にお皿の色を見ていきましょう。
ひと言で「盛り塩」と言っても、組合わせによってさまざまな効果があり、とても面白いですね。
最近ちょっと疲れてるなぁ…、なんとなくうまくいかないなぁ…と思っているあなたは、緑の四角形のお皿に盛り塩を試してみてはいかがでしょうか♪
おすすめの塩
盛り塩には、食塩などの加工塩よりも天然塩がおすすめです。
天然塩の中でも、岩塩や天日塩が良いと言われています。
天日塩とは、塩田という方法を利用し「海水、太陽熱、風」など自然の力を使って作られた、まさに「天然の塩」です。
もともと海水には、厄除けの効果があることに由来し、盛り塩の塩も天然なままが良いされています。
食塩などは、海水を「イオン交換膜法」などで電気的に精製されたものなので、海水が本来持っている「太陽の光のエネルギー」が消えてしまうそうです。
自然の力がいっぱいの天然塩には、パワーが宿りやすく、浄化や邪気払いの効果がアップしやすいということですね。
盛り塩に使う塩は、必ずコレ!とは決まっていませんが、効果アップには天然塩をおすすめします。
よく耳にする「粗塩」も効果があります!
ただ、粗塩でもにがり成分が少ないと、盛り塩の形が作りづらくパワーも変わってきます。
粗塩を使う場合は、にがり成分が多く含まれているものを選びましょう!
盛り塩で使う塩の量は、だいたい10gほどです。
一度に多くは使わないので、ちょっと良い塩を使ってみるのも良いですね。
家にある食塩で作ってみると、このような盛り塩になります。
サラサラしているので、型を使ってもまったく意味がありませんでした。
かろうじて頂点が少しできているぐらいです。
なので、盛り塩をする際には、型が作りやすい天日塩や粗塩(にがり成分多いもの)をおすすめします。
塩は100均に売っているの?
天日塩や粗塩は100均では手に入りにくいようです。
以前はダイソーで粗塩が販売されていましたが、今回見に行ってみたところ「サラサラとして使いやすい恵塩」しか置いていませんでした。
スーパーやネットでは塩の種類も多いので、比較的簡単に手に入りやすいと思います。
盛り塩は国内に住んでいる場合は、国産がおすすめと言われています。
しかし、中には国産ではないのに国産表記をしている商品もあるようです。
判断が難しい場合もあると思いますので、迷ったら「天日塩」を選ぶといいでしょう。
盛り塩セットは100均のセリアがおすすめ
わたしの近所の100均は、ダイソー、セリア、キャンドゥがあります。
キャンドゥでは盛り塩セットは見つけられませんでした。
ダイソーは時期によって仕入れの関係なのか、売っている時と売っていない時があります。
セリアには、いつ行っても置いてありました!
セリアの盛り塩セットは、お皿と型がそれぞれ食器コーナーに並んでいます。
お皿と型は、縁起の良い八角形と八角錐形です。
100均なので、2つで税込220円ですね。
身近な100均は、盛り塩をお手頃価格で簡単に始められるので、とてもおすすめです。
盛り塩の作り方
セリアの型には、簡単に作り方が書いてあります。
こちらでは、もう少し詳しくご紹介します。
- 塩を固め器(型)の1/3くらいまで入れます。指、または小さいスプーンでぎゅっとおさえる。(このおさえが上手に作るコツです!)
- 固め器(型)の上まで塩を入れます。ヘラや小さいスプーンで平らにする。
- 固め器(型)の上に皿を裏返しにして乗せる。
- 静かにひっくり返しながら、塩を皿に移して、盛り塩の完成!!
初めのうちは、形を作ることが少し難しいかもしれませんが、コツさえつかんでしまえば簡単にできます!
盛り塩の形は「円錐形」か「八角錐形」が基本です。
「八角錐形」の「八」は「末広がり」の意味があり、良い運気を引き寄せやすいと言われています。
どちらの形にするか、迷っている場合は「八角錐形」をおすすめします。
今すぐ盛り塩を始めてみたいんだけど…
円錐形なら家にある材料で作れるよ!
今すぐ始めてみたいあなたは、家庭にある材料で円錐形を作ってみましょう!
簡単に盛り塩が始められます♪
円錐形を作ってみよう
用意するものはこちらです。
- 紙またはクッキングシート
- はさみ
- セロハンテープ
- 鉛筆またはボールペン(クッキングシートの場合はボールペンがおすすめ)
- お皿(円を書く用)直径約10cm
では、作り方です。
- 紙またはクッキングシートの上にお皿を置く。
- お皿にそって、鉛筆またはボールペンで円を描く。
- 描いた円にそって、はさみで切る。(きれいな円ができる)
- できた円を半分に折り、はさみで切る。(半円ができる)
- この半円を円錐の形に丸める。
- 丸めたら、セロハンテープでしっかりとめる。(特に頂点は漏れないようにしっかり)
これで、円錐形の型ができました!
あとは、塩を入れて、お好きな皿に盛るだけで盛り塩の完成です!
玄関の盛り塩も100均でOK
盛り塩の置き場所として良いとされるのは、家の中心から見て東西南北の4方向です。
そして、表鬼門(北北東辺り)と裏鬼門(南南西辺り)も適しています。
盛り塩の置き場所で、第1位は「玄関」です。
もちろん100均の盛り塩セットでOKです!
玄関はすべての運気の入り口と言われています。
玄関に盛り塩を置くことで、厄除けや邪気払いをして、幸運を呼び込み運気アップにつながるそうです。
理想的なのは、玄関先の両脇を対の盛り塩ではさむ置き方です。
そうはいっても、玄関の間取りによっては、なかなか難しいですよね。
なので、玄関のドアを開いて邪魔にならない、ドアとは逆側の隅に置くと良いそうです。
目に見えるところはちょっと抵抗がある場合、靴箱の中など目につかない場所でも効果はあります。
また、最近は盛り塩と同じ効果のある「岩塩」もおしゃれで人気です。
岩塩は100均にもあります!ダイソーでは、ヒマラヤ岩塩の白とピンクを販売していました。
岩塩ならインテリアとしても素敵なので、抵抗なく飾ることができますね。
お皿と岩塩を100均でそろえるなら、盛り塩を作る手間がないので手軽に始められます。
盛り塩や岩塩を置く場合は、置く場所をキレイに掃除してから置きましょう。
これはどこに置く場合も同じです。
散らかっていたり、汚れがついた状態ではいくら盛り塩をしても良い気は入ってきません。
悪い気もそのまま溜まってしまうので、清潔にしてから盛り塩を置きましょうね。
盛り塩の交換
盛り塩の交換は、悪い運気を溜めないためにも、1ヶ月に2~3回がおすすめです。
毎月1日と15日に交換するなど、自分で無理のない範囲で決めるのも良いですね。
ただ、盛り塩の色が変わったり、形が崩れた場合はすぐに交換しましょう!
開運効果が復活します!
盛り塩の処分方法
盛り塩は、生ごみとして捨てる方法が一般的です。
昔は、キレイな川に流したり、土に還すなどの方法もありました。
しかし、捨て方を間違ってしまうと自然を汚すこともあるので、家庭の生ごみとして捨てる方法が一番いいでしょう。
捨てる際は「ありがとうございます」と感謝の気持ちを込めて、白い紙に包んで捨てるといいですね。
盛り塩は、決して食することはしないでください。
交換前の盛り塩は、悪い気や湿気を吸収しているので、その盛り塩を食べると、体に負のエネルギーを取り込むことになります。
終わった盛り塩は、衛生面においても可燃ごみとして処分するのがいいでしょう。
まとめ
- 100均の盛り塩セットは、十分効果がある
- 盛り塩は、天然塩がおすすめ
- 盛り塩の皿は形と色に、風水的な意味がある
- 盛り塩の置き場所は、玄関がNO.1
- 100均の岩塩も、盛り塩と同じ効果がある
盛り塩をしているご家庭やお店を見て「何か良くないことがあったのでは…?」と誤解されがちです。
盛り塩の意味は、邪気を払い、運気アップや商売繁盛を目的とする風習なのです。
密かに人気の盛り塩は、身近な100均ですぐに簡単に始められます!
100均の盛り塩セットで、厄除けや邪気払い、さらに運気アップの効果は十分ありますので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?
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