災難が降りかかるといわれている厄年。その中でも後厄の怖さが1番だ、というウワサを聞いたことがありませんか?
私も実際に、後厄の怖さはあなただけではなく、周りの人にもよくないことが起こることだからお祓いに行ってね、と言われたことがあります。
他にも、知り合いの友達が後厄の時に交通事故で亡くなった、という話まで…。
もしもあなたが後厄の時、親しい人に悪いことが起こったら、自分のせいかも、なんて思ってしまいますよね。
でも、一体なぜ後厄が1番怖いといわれているのでしょうか?
気になったので後厄の怖さがどういうものなのか、また、どのように過ごせばいいのか調べてみました。
後厄の怖さが1番だといわれる理由は?
後厄の怖さが1番であるといわれるのは、なぜなのでしょうか?
せっかく本厄を乗り切ったのに、1番怖い後厄が待っていると思うと、先が見えませんよね。
そこでなぜ後厄の怖さが1番だとウワサされているのか調べていると、いくつか理由があるようです。
後厄の怖さは気の緩みが原因!?
そもそも厄年というのは、前厄、本厄そして後厄と3年も続くことになります。
人によって感じ方はそれぞれかと思いますが、3年って結構長いですよね?
もしもあなたが今から中学校に入学したとしたら、3年経てば卒業できちゃうんですよ?
その間ずっと悪いことが起こらないようにと、気を張り続けるのは難しいのではないでしょうか。
そのうえ、本厄が厄年のメインというイメージがありますので、やっと本厄が終わったぁ、と気が緩んでしまいます。
気の緩みにより、油断してしまい、悪いことが起こってしまうというわけなのです。油断大敵って言いますもんね。
後厄の怖さは思い込み!?
いろいろな人から後厄が怖いよ、と言われると、心配になりませんか?
もし本当に何かよくないことが起きたとき、もしかしたら後厄だからかも…、と思うかもしれません。
いったん後厄のせいだと思い始めると、そういえばあんなこともあった、こんなこともあった、全部後厄だからでは!?と思い込んでしまうのです。
本当はなぜよくないことが起こったのかわかりませんよね?
でも後厄のせいにしてしまえば原因がはっきりするので、後厄が終われば大丈夫だろう、と安心できます。
なぜ起こったのかわからない悪いことというのは、理由がわからないゆえに改善することもできず、あて欲しくないものですからね。
このようにして、後厄が怖いと思い込んでしまうのです。
後厄の怖さは最後の年だから!?
終わりよければすべてよし、という言葉があるように、最後に起こったことって印象に残りやすいですよね。
実は本厄でもよくないことが起きていたとしても、その後に起こった後厄での悪いことの方が覚えているものです。
そのせいで、後厄が怖いというイメージが強くなり、後厄は気をつけて!とまことしやかにウワサされるのではないでしょうか。
後厄の決め方や由来は?いつまで続く?
そもそも前厄や本厄、そして後厄とはどのようにして決められているのでしょうか?
厄年は知っているけれど、由来についてはわからない、という方がほとんどなのではないでしょうか。
厄年の由来はいろいろあるようです。なんと平安時代から存在していたのだとか。
実は後厄の期間がいつであるかというのにも、いくつかの考え方があるようです。
1つめは、数え年で元旦から大晦日までというもの。
2つめは、数え年で立春から次の年の節分まで。
そして3つめは、満年齢で元旦から大晦日までだといわれているのです。
なかには本厄のあとに後厄が2年続くという考え方もあるのだとか。
そんなに長い間後厄が続くなんて、たまったもんじゃありませんね。
後厄の過ごし方は?した方がいいこと
では後厄の時期は、どのような過し方がいいのでしょうか。
一般的によく言われているのが、厄払いをすることです。
後厄の年には年始に神社へ参拝に行くことがいいと言われています。
そのほかのタイミングはあなた次第ですが、季節の変わり目に参拝する、毎月何日に参拝する、などと決めておくといいでしょう。
年始だけではなく、定期的に参拝することで厄払いの効果も高まるようです。
しかし私がもっとも大切だと思ったことは、気にしすぎないという過ごし方です。
後厄の時期に参拝に行くことを決め、それをきちんと実行していれば、普段の生活では必要以上に怖がらないこと。
何事も、うまくいかないかも…、と考えていると失敗しやすいですよね。
そのため、後厄だからといってびくびくしながら過ごすのではなく、参拝に行く時はしっかり行ってメリハリのついた過ごし方をするのがいいのではないでしょうか。
まとめ
- 後厄の怖さが1番だと言われる理由がある
- 後厄の怖さは気の緩みから起こる
- 後厄の怖さは思い込みも原因の1つ
- 後厄の怖さは最後に起こるから印象に残る
- 後厄の由来はさまざまで、期間も考え方次第
- 後厄には神社へ参拝し、厄払いしよう
後厄が怖いといわれるのには、きちんと理由があるのですね。
私も後厄の時にはきちんと厄払いを行い、必要以上に怖がらないようにしようと思います。
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