フォトフェイシャルとは、光を当てることで、シミやくすみ、そばかすなどの肌トラブルを解消する美容治療です。
私も頬にそばかすが多いので、やってみようかな、と思ったことがあります。
ただフォトフェイシャルは複数回通う必要があり、お金もそれなりにかかるので、時間とお金に余裕がないとなかなか始める踏ん切りがつかないかもしれません。
また、今フォトフェイシャルを実際にやっている人も、途中でやめるとどうなるのか、気になる方もいるのではないでしょうか?
フォトフェイシャルは途中でやめるとすぐに元の肌に戻ってしまうことはありませんが、放っておくと数ヶ月経つと新たなシミやそばかすができることもあるようです。
しかし、少しの知識と日常のケアがあればきれいな肌を保つことが出来ます。
フォトフェイシャルをやめると具体的にどうなるのか、どうすれば維持できるのか、考えてみましょう。
フォトフェイシャルをやめるとどうなる?
フォトフェイシャルは肌への負担を最小限に抑えながら行う治療のため、1回受ければ終わるものではありません。
では実際はどのくらい時間がかかるのでしょうか?
フォトフェイシャルをやめるとどうなるのか?
治療を受ける方の肌の状況にもよりますが、1回あたり15〜30分の治療を月に4〜6回、その後メンテナンス治療として3〜6ヶ月に1回通う必要があります。
メンテナンス治療が終わったあとも、3週間以上の間隔をおいて1ヶ月に1回程度の頻度で通うことになります。
メンテナンス治療は期間が空くとしても、最初は週に1〜2回通う必要がありますので、結構大変ですよね。
通っている途中で満足行くような効果を感じることが出来たら、行くのをやめてもいいのでは?とも思う人もいるでしょう。
ですが途中で行くのをやめると、元の肌に戻ってしまうのではないか?と不安に思ってしまいます。
結論、人によってどうなるかは変わってきますが、やめると新しいシミが増えてしまったり、白くなった肌にそばかすが目立ってしまったりしてしまうこともあります。
フォトフェイシャルは顔全体にライトをあてるので、顔のベースの色味が明るくなることで、今まで目立たなかったシミやそばかすが目立つようになってしまいます。
肌のターンオーバーを活発に行うため、肌の奥に隠れていたシミが表面に出てきてしまうこともあるのです。
フォトフェイシャルを始める前と比べると効果はあるのですが、受けた直後とやめた後で比較をするとシミが濃く見えてしまったり、整えた肌が荒れ始めてしまったりしてしまいます。
フォトフェイシャルをやめたタイミングから肌は老化していきますので、途中でやめるとどうなるのか心配な方は、時間を空けても続けていったほうがいいかもしれません。
フォトフェイシャルのメリット
そもそもフォトフェイシャルとはどのような治療なのでしょうか。
馴染みのない人も多いかと思いますので、実際に行った場合の効果をまずは確認してみます。
冒頭でお話したとおり、フォトフェイシャルは気になる肌トラブルを改善することが出来る美容医療です。
メラニンを吸収する波長を持つライトをあてることで、シミやそばかすを改善する事ができます。
またコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの肌のハリを支える成分をつくる細胞を活性化させる働きがあるライトもあります。
表皮角化細胞のターンオーバーも正しく機能させるため、毛穴の開きや小じわ、たるみを改善させることも出来ます。
さらにアクネ菌がつくる肌に悪い成分にも有効なため、ニキビを改善させることも出来ます。
一石二鳥ならぬ、自分の肌の悩みを一気に解決することが出来る、万能な美容医療なのです。
肌のダメージもとても少ないため、治療後に化粧をすぐ出来るのも大きなメリットです。
フォトフェイシャルをやめると元に戻る?
フォトフェイシャルはやめても元に戻ることはありませんが、やればやるほど肌はきれいになります。
今まであったシミやニキビはなくなりますが、肌の奥深くには届きませんので、奥にあるシミのもとには効果は薄いです。
始める前よりも悪化することはほとんどありませんが、日常生活の中で受ける刺激で再発をする可能性はあります。
レーザー治療との違い
フォトフェイシャルと似たような治療方法に、レーザー治療があります。
どちらも肌トラブルを解決する美容医療の代表ですが、どのような違いがあるのでしょうか?
大きな違いは波長の長さとレーザー光をあてる時間です。
フォトフェイシャルは様々な波長の光を使って、様々な悩みを一気に解決でき、広く浅く治療ができる点が大きな特徴です。
レーザー治療より短い波長の光を使うため、時間をかけて続ける必要があり、やめると効果も途中で止まってしまいます。
また一度やめると、元に戻ることはないものの、やめたタイミングから今まで通り肌は老化してきますので、何も対策をしないと新しくニキビやシミが出来てしまう可能性もあります。
一方、レーザー治療は肌の悩んでいる部分にピンポイントで高いエネルギーを照射するため、肌への負担が大きいですが、一度で高い効果を実感することが出来ます。
肌の奥までレーザーが届くため、肌トラブルの原因に対して直接アプローチすることが出来ます。
強い光をあてる分、人によっては治療中に痛いと感じることもあるかもしれません。
レーザー治療も何回か通う必要はありますが、悩みの根本を治療するため、やめると一度消えたニキビやシミが元に戻ることはありません。
顔の広範囲に悩みがある場合はフォトフェイシャル、一部分だけ直したい場合はレーザー治療と使い分けることも出来ます。
その場合、肌への負担はとても大きくなりますので、リカバリー期間はきちんと設けつつ、普段のケアもしっかり行う必要があります。
フォトフェイシャルをやめるとどんなケアをするべき?
フォトフェイシャルに通い始めたはいいものの、仕事で忙しくて行けなくなってしまったり、お金が足りなくてどうしても行けなかったりする場合もありますよね。
フォトフェイシャルを途中でやめると今までのトラブルは改善されますが、やめたタイミングから肌の老化は始まります。
どうしても通えない時、自分でケアが出来るようになりたいですよね。
そんなときは以下のような市販品を使うことで効果を保つ事ができます。
- 美白効果のある化粧水を使う
- 塗り薬を使う
- ピーリングをする
何を使うかは自分が改善させたい悩みにもよります。
例えばシミやそばかすを薄くしたい場合は市販の塗り薬を塗ることで、効果を持続させることが出来ます。
ピーリングを合わせて行うことで、古い角質を取り除き、常につるつるすべすべの肌を手に入れることもできます。
美白効果のある化粧水は、顔全体のトーンアップをすることも出来るでしょう。
ただやはりこれらのケアは毎日続けることが大切ですので、短い期間で効果を感じることは出来ません。
毎日のケアもやめると効果が薄くなってしまいますので、時間やお金に余裕のあるタイミングにフォトフェイシャルで行けなかった期間の老化をリセットすることがおすすめです。
時間やお金はかかりますが、フォトフェイシャルをやめるとそのタイミングで効果も止まってしまいますので、頻度は少なくても続けることが大切です。
日常生活で気をつけること
フォトフェイシャルを受けている間や、途中で行けなくなったタイミングでも、日常生活を送る上で気をつけるべきことがあります。
悩みによって様々ですが、シミが気になる人は紫外線を極力浴びない、ビタミンを十分に摂るなど、日焼け対策が重要です。
ニキビが気になっている人は、バランスの取れた食生活を送る、乾燥対策をきちんと行う、ストレスを溜めないといったことを気をつける必要があります。
肌のたるみが気になる人は紫外線対策をきちんと行う、睡眠を十分に取る、適度な運動で筋肉にハリをもたせるなどの対策が有効です。
その他にも生活習慣を見直すことで、身体には様々な良い影響があります。
ビタミンやポリフェノールを積極的に摂ったり、ミネラルやタンパク質などの栄養バランスがきちんと取れた食事を取ることが大切です。
そうすることで、老化を身体の内側から予防することが出来たり、肌の構成要素を再生させることが出来たりします。
肌の状態は毎日変化しますので、少しの期間サボってしまうと、その分肌も老化してしまいます。
どれも難しくはないものの、きちんと気に留めないと無意識のうちに肌に悪い状態を続けてしまうことが多い習慣です。
睡眠や栄養、運動不足は肌にも悪いですが、身体にも悪いので、これらを気をつけることで健康を維持することも出来るでしょう。
まとめ
- フォトフェイシャルをやめると元の肌には戻らないが、気になる部分が目立つこともある
- 場合によってはレーザー治療の選択肢もある
- 継続的な日常のケアが大切
フォトフェイシャルをやめるとどうなるのかは人それぞれです。
たくさんある肌質のなかでも、乾燥肌や混合肌があるのと同じく、自分の肌の状態に大きく左右されます。
フォトフェイシャル自体は自分の肌の悩みを解決できる治療法ですが、選択肢として検討する場合はやめると自分の肌にどのような影響が出るのかも考えるべきです。
自分に合った方法で、納得の行く肌を追求しつつ、継続できるのが一番ですので、時間やお財布と相談をしながら対策をしていけるといいですね。
どのクリニックがいいかわからない、という方は痩身エステnaviの記事がおすすめです!
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