じめっとした日や、気温が高く暑い日が続きますね。
少しでも外に出るのも嫌になるくらい暑い日もあれば、室内にいても汗ばむ日もありますよね。
こんな暑い日は、キンキンに冷えた冷たい飲み物が美味しいですよね!
ですがこんな話があるのはご存じですか?
「水だし緑茶は危険」という話を。
初めて耳にしたので、「危険なの?」ととても驚いています。
私の家では、水だし緑茶や水だし麦茶を作っていますし、もちろん家族も飲んでいます。
皆さんの中にも、「水だし緑茶飲んでるよ!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
なので真相がとても気になりませんか?
今回は「水だし緑茶が危険」と言われている理由や、本当に危険なのかなどを詳しく見ていこうと思います。
水だし緑茶は危険
はい、皆さんが一番気になるところですよね。
結論から言うと、「水だし緑茶は危険」という話は、実は危険ではありません。
水だし緑茶を作ることは一切問題なく、安心して飲むことができます。
これを聞いて、ホッとした方も多いのではないですか?
私自身が一番ホッとしています。
息子は保育園では麦茶を飲んでいますが、家ではなぜか水だし緑茶を好んで飲んでいます。
では一体、水だし緑茶が危険だと言われている理由は何なのか、これから見ていきましょう。
水道水で作ったお茶は危険な場合がある
最近では家庭に、ウォーターサーバーや浄水器などを設置しているご家庭が多いかと思われます。
また、ミネラルウォーターを購入している方も、中にはいらっしゃると思います。
実際私のところも、ウォーターサーバーを設置していて、お茶やご飯、料理などには必ずそちらから、水は使うようにしています。
水道水も昔に比べると、飲んでも問題ないほどきれいになりましたね。
ですが、水道管の劣化や、貯水槽が正しく管理されていない家庭だと、水だし緑茶の危険は0とは言えなくなってしまいます。
なぜ、危険が出てくるのかというと、水道管が劣化していると、赤錆という有害物質が混入してしまう可能性が出てきます。
また貯水槽が正しく管理されていないと、内部にカビやさびが発生してしまい、中には鳥やネズミなど鳥類や動物が入ってしまうこともあります。
死骸が入っていた水を飲むのは嫌ですよね…。
もちろんほとんどのご家庭では、そんなことがないので安心して水だし緑茶は作れるでしょう。
水道水には、かなり安全基準があるため、安心しましょう。
ただし、水道水は安全だといっても、カルキ臭がしたり、塩素などの様々な薬品を使用してきれいにしています。
よって本当に美味しいかどうかはまた、別問題となりそうです。
水だし緑茶の危険と水道水
女性の大仕事の一つに、「出産」があります。
出生すぐの新生児のころから必要となる子もいるミルクですが、皆さんはどの水を使って、ミルクを作っていますか?
私は今年の3月に2人目となる女の子を出産しました。
今では離乳食も始まり、少しずつですが水だし緑茶も飲んでいます。
そこで気になるのが赤ちゃんが飲むミルクを作るときの、「お湯」と「湯冷まし」ですよね?
「水だし緑茶は危険」というのがもし本当の話だと仮定すると、水道水は使えません。
先ほど、我が家ではウォーターサーバーを設置しているとお話ししました。
定期的に業者の方が新しいお水のボトルを届けてくれますが、ミルクやお茶の飲む量が増えると、とてもじゃないけど、足りません。
なので、空のボトルに水道水を入れて使用しています。
「ウォーターサーバーにも浄水機能が付いているから、危険もなく大丈夫だろう」という、勝手な思い込みですが…。
そこで、普段使用している水道水は安全なのかどうかを水道局にて確認をしてみました。
神戸市の水道局では「水道水を飲もう」というほど、水質管理を徹底していて、その検査項目も200項目以上あるそうです。
同じく、500ml100円のペットボトル水を毎日飲み続けると、年間36,500円になるようですが、水道水だと…。
なんと、神戸の水道水を同じ量飲んでも、年間22円!
これを知ってしまうと、お店で水を買うのがとてももったいなく感じますね。
私は明日から、安心して水道水をそのまま飲もうと思います。
もちろん、安全なことが分かったので、娘のミルクにも、水道水を使って作ろうと思います。
水だし緑茶にも安心して使えますね。
よりおいしく飲むには
こちらも、神戸市の水道局を参考にさせていただきます。
もし危険なのかどうか気になる方がいらっしゃる場合は、ご自身の家はどこの水道局なのかを調べ、確認していただけたらと思います。
水道水には、衛生上消毒用に塩素が入っています。
塩素が入っていても、危険はなく安心して飲むことが出来るので、安心してくださいね。
しかい、カルキ臭が気になる方も中にはいらっしゃるので、より一層お水が美味しいと思っていただきたいですよね。
では家庭でも出来る美味しいお水の作り方を、少し見てみましょう!
冷やす
水を冷やすことによって、カルキ臭などの「におい」を和らげることが出来るようです。
飲み水を一番おいしく飲めるのは、10~15℃くらいが最もおいしく感じられると言われています。
なので、氷を入れてもおいしく飲めます。
沸騰させる
水を5分ほど沸騰させることによって、カルキ臭を取り除くことができます。
ですが、沸騰させると塩素がなくなるため、早めに飲むようにしましょう。
赤ちゃんのミルクに使う湯冷ましは、使う分だけ用意するか、こまめに新しい湯冷ましを作るかということが必要になりますね。
もちろん、沸騰させた水道水を水だし緑茶に使っても大丈夫です。
レモン汁を入れる
ビタミンCが塩素を分解して、カルキ臭を取り除くことができます。
コップ1杯(180ml)に対し、レモン汁2~3滴がオススメです。
こちらも、塩素がなくなるため早めに飲むようにしましょう。
水だし緑茶を危険なく飲むには
先ほどは、私の娘のためにつくるミルクが、神戸市の水道水なのもあり、神戸市は安心して水だし緑茶を飲むことが出来ることが分かりました。
もちろん他の場所でも、危険なく安全に飲むことが出来ますし、不安であればお住まいの水道局のホームページを見て確認しましょう。
もし水道水は危険だという場所であれば、ミネラルウォーターやウォーターサーバーなどがあるので安心してくださいね。
では、安全に水だし緑茶作る方法をみていきましょう。
急須で作る
「少量ずつで大丈夫」という方は、急須で作りましょう。
ティーバッグでも茶葉でもどちらでも大丈夫です。
私は、普段は市販されているティーバッグの緑茶をよく作りますが、京都で買った茶葉は、特に美味しかったのを覚えています。
温かいお茶として飲むのもおいしいですが、水だし緑茶にしてもおいしかったですよ。
さて、分量ですが、ティーバッグは1つに対し水道水は、300mlほどいれます。
5分ほど待つか冷蔵庫にて1時間ほど冷やして待つだけ!
急須がなければ、ウォーターボトルでもいいですが、その場合はティーバッグを使用しましょう。
出来れば1日で飲める量が安心できますが、どうしても飲みきれない場合は、2~3日で飲み切るようにしましょう。
なぜかというと、時間が経つと雑菌の繁殖や味の劣化が起こるため危険だからです。
やっぱり美味しく飲みたいですよね。
まとめて作る
複数人で飲む場合や、多くの量を飲む場合は、冷水ボトルにティーバッグや茶葉15gほど入れ、水道水を入れ、こちらも冷蔵庫で1時間ほど冷やします。
冷水ボトルには1Lのものと、それ以上入るものがあるので、ボトルに合った分量を入れましょう。
濃い目がいいのであれば、少し水の量を減らし、薄味でもいいというのであれば、多めに入れるとよいでしょう。
私がいつも作る水だし緑茶では、ティーバッグ1つに対し、ボトルは1.6Lのものを使用しているので、水は1.6L入れて作っています。ですが、全然薄味でもないですし、しっかりとお茶の味もあり、とてもおいしいですよ。
水だし緑茶は危険というけどメリットはあるの?
水だし緑茶の危険とは、水道管の劣化や、貯水槽の管理不足などで起こることが分かりましたね。
では反対にメリットとは何でしょう。
どんなものがあるかというと
1、お湯が不要
2、効率的にビタミンCが抽出できる
3、カテキンが少なく、甘みのある緑茶が飲める
4、免疫力を高める効果がある
5、お湯で作るよりも日持ちする
などがあります。
お湯が不要
水だし緑茶なので、お湯は不要です。
そして何よりも、最大のメリットではないでしょうか。
お湯が不要な分、とても手軽に簡単に水出し緑茶が作れます。
時間がない時でも、煮だして冷やして…という手間がなく、用意をして冷蔵庫に冷やしておくだけで作れるので、出かけるときでもいいですよね。
夏場やお茶をたくさん飲むご家庭では、毎回煮だすのは大変ですよね。
なので、水だし緑茶はとてもオススメです。
効果的にビタミンCが抽出できる
これはどういうことかというと、ビタミンCは熱に弱く水に溶けやすい性質を持っています。
同じくカテキンという言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。
カテキンには、ビタミンCを安定させる作用があり壊れにくいため、効率的にビタミンCを抽出することができます。
さらに水だし緑茶は熱が加わることはないので、じっくり時間をかけて冷やしておくと、より多くのビタミンCを抽出することができます。
風邪予防や美肌効果のあるビタミンCを効率よくということも、水だし緑茶の大きなメリットにもなるのではないでしょうか。
カテキンが少なく甘みのある緑茶になる
緑茶にカテキンという免疫力がアップするポリフェノールの一種が豊富に含まれています。
ですが60度以上になると、より多くのカテキンが抽出されると、苦みや渋みを感じるようになります。
ですがじっくりと時間をかけて作る水だし緑茶はアミノ酸を引き出し、カテキンの量を抑えるので、甘みのある緑茶となります。
免疫力を高めてくれる
緑茶にはカテキンが入っていますが、1種類ではありません。
4種類ほどある中で、その中でもウイルスなどの危険から体を守る免疫機能を活性化させるカテキンもあります。
日持ちする
水だし緑茶は日持ちしないのでは?と思う方もいらっしゃったと思います。
ですが水道水にはカビや雑菌の増殖を防ぐという作用のある塩素が含まれています。
ですが、1度沸騰させてしまうとその塩素はなくなってしまいます。
沸騰させていない水道水を使った水出し緑茶と比較をすると、1日程度日持ちが悪くなるようです。
塩素がないため、菌が繁殖しやすく危険な状態なので、常温で置いておくのは危険です。
必ず冷蔵庫で保管し、2~3日程度で飲み切るようにしましょう。
デメリットはあるのか
メリットばかりではなく、デメリットもあります。
それは、
1、カテキンが少なく、抗酸化作用や血糖値抑制効果が弱い
2、カルキ臭が気になるときがある
3、お湯で作るより時間がかかる
というものです。
1つ目から見ていきましょう。
お茶に豊富に含まれるというカテキンですが、先ほどお話しした効果以外に、抗酸化作用や血糖値抑制効果もあります。
お湯で作るよりも、カテキンが少ないため、効果も弱くなってしまうのです。
効果によって、お湯で作るのか、水だしで作るのかが分かれますね。
2つ目のカルキ臭については、水道水の場合、気になるときがあります。
ですが、冷蔵庫に1日保管するとカルキが抜けるため、ある程度臭いもなくなります。
もし気になる方は、1日置いてから飲むか、ウォーターサーバーを使用しましょう。
3つ目のお湯で作るよりも時間がかかることについては、じっくりと抽出するため、どうしても時間がかかってしまいます。
急な来客には不向きと言えるでしょう。
まとめ
- 水だし緑茶は危険ではない
- ミルクも安全に飲める
水だし緑茶は危険と聞いたときはすごく驚きました。
ですが、私の住んでいる地域の水道水は飲んでも大丈夫ということがわかり、危険がないことが分かり、安心しました。
私はいつも水だし緑茶ではないですが常に冷蔵に入っています。
今回調べてみて良かったことは、水だし緑茶にはたくさんメリットもあり、特に夏の時期に最適ではないかと思いました。
ミネラルの入っている麦茶と合わせ、しっかりと水分補給をしましょう。
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