あなたは音楽のサブスクサービスを利用していますか?また、サブスクとはどういう意味かわかりますか?
いまいちよくわからないけどなんとなく利用している、という方も多いのではないでしょうか。
サブスクのサービスの種類は音楽以外にも、食品や絵本のサブスクなどどんどん増えてきています。
変わったものだと、家のサブスク、なんていうサービスもあるようですよ!
その中でも特に音楽のサブスクを利用している人は多いのではないでしょうか?
私も音楽のサブスクを使っていますが、意味など全く考えずに、何となく登録して音楽を楽しんでいました。
すっかり身近になったサブスクですが、今回はいまさら聞けないサブスクの意味、音楽サブスクサービスを利用するメリット・デメリットまで徹底解説します!
サブスクの意味を理解して音楽を楽しもう!!
あなたはサブスクとは一体どういうものなのか知っていますか?
まずは意外と知られていないサブスクという言葉の意味を理解してみましょう。
ここで言うサブスクとは、Subscription(サブスクリプション)の略語になります。
Subscribe(サブスクライブ)という言葉がありますが、「定期購買する」「配信を受ける」「会員登録する」「同意する」などと色んな意味があります。
この記事でお話ししている「サブスク」は、「定期購買する」という意味ですね。
そしてそれを行った人、つまり定期購買した人をSubscriber(サブスクライバー)と言います。
ではサブスクリプションとはどういうものかと言うと、サブスクを提供する人がいて、それを購買する人がいる。
こういったやり取りをする、いわゆる「ビジネスモデル」の名称になります。
簡単にまとめると下のような意味になるといえるでしょう。
- Subscribe(サブスクライブ)・・・定期購買するという動詞
- Subscriber(サブスクライバー)・・・定期購買した人
- Subscription(サブスクリプション)・・・一連の流れのビジネスモデル(つまり総称)
この言葉の意味を理解した上で、ひとつ間違ってはいけないことがあります。
あなたはサブスクという言葉だけで思い浮かべると、音楽なら「聴き放題」、映画やドラマだと「見放題」と考えてしまっていませんか?
サブスクではほとんどのサービスで「〇〇し放題」が主流となっていますが、言葉の意味でいうとそうとは限らないのです。
例えば、新聞を取ることもサブスクといえます。ですが、毎朝新聞はポストに届きますが、当然新聞を取り放題とはなりませんよね。
さらには会費を払ってスポーツジムに行くことなども、いわゆるサブスクです。
しかしジムによっては、時間制限があったり、行ける回数も決まっているところもあります。
つまりサブスクだからといって「〇〇し放題」というわけではなく、それぞれが「〇〇し放題」の特典をつけているということです。
なので、「サブスク=〇〇し放題」と考えるのはちょっと危険かもしれませんね。
ただ、音楽のサブスクに関しては、ほとんどのサービスが「聴き放題」になっているのも事実。
さらに音楽のサブスクにはたくさんの特典があり、楽しめる機能が満載なのです。
例えば音楽のサブスクで楽しみ方や特典としては以下のようなものがあります。
- ほとんどの音楽サブスクが聴き放題サービスになっている
- 最新の音楽もすぐに聴くことが出来る
- 友人や有名人(インフルエンサー)のプレイリストを聴くことが出来る
- 歌詞表示機能が付いている
- 好きなアーティストと似たアーティストを紹介してくれる機能がある
- 過去に流行った曲やアーティストも手軽に聞くことが出来る
- 自分に合ったプランで月額の料金を選べる
- スマホでいつでもどこでも手軽に音楽を楽しめる
他にも挙げれば、まだまだきりがありません。
楽しみ方は人それぞれだと思いますが、それぞれの使い方に合わせた特典や機能があります。
人によってはこの音楽サブスクは、生活の一部として、なくてはならない存在となっている人もいます。
もしあなたがまだ登録をしていないのであれば、このお得な音楽サブスクをライフスタイルに取り入れてみるのも良いかもしれませんね。
サブスクの意味を考えたメリット・デメリット
先程もお話したように、音楽サブスクを契約すると様々なメリットがあります。
若者のユーザーが多い音楽サブスクサービスですが、契約する際のデメリットがあまり無いのも特徴と言えます。
- 利用にあたり初期費用が安くつく
- いつでも解約ができる
- 物を所有する必要が無い
- 興味のある音楽以外も試すことが出来る
以上のメリットから契約するのにハードルがとっても低いんです。
契約後は、色々な曲を楽しみたい、知らない曲やアーティストをもっと知りたいなどと、サブスクを最大限に活用できるような、利用頻度が高い人ほどお得になります。
ここまで聞くとサブスク契約しよう!!と思っちゃいますね。
ただ、気をつけておくべきデメリットはランニングコスト、つまり固定費がかかると言うこと。
当たり前ではありますが、安いとは言え契約してしまうと月々の支払いが発生します。
欲しかったCDを買っちゃった、というような急な出費は減るかもしれませんが、固定費は増えます。
音楽以外にもサブスクサービスはありますが、色々なサブスクサービスを契約してしまうと、月々の支払い額が当然増えるということは考えておく必要があります。
安いからといって、たくさん契約してしまうと月々の支払いが高額になってしまう、なんてことも十分ありえますよね。
もちろん、一度も使っていないサブスクでも契約したら料金が発生しますので、ご注意を。
好きなアーティストのCDは所有したい!という人には向きませんし、使わないと無駄になるので、定期的に利用しないという人は音楽サブスクサービスが不向きかもしれません。
音楽サブスクサービスには様々なアーティストの曲が聴けるというのはメリットとしてありますが、あなたにとって興味がない音楽も含まれているでしょう。
そこにもお金を払っているという価値観になってしまうと、無駄と感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
そのため、興味のあるアーティストだけしか聴かないという人にも少し抵抗を感じるかもしれません。
そこで、無料期間を利用して、一度お試しで使ってみるのも音楽サブスクの大きなメリットといえますね。
音楽サブスクには無料期間が最低でも30日間はあるものも多く、長ければ3ヶ月無料のサービスもあります。
ただこちらも注意点として、無料期間を過ぎると、何の通知もなく自動更新される事もありますので、そこはしっかりと意識しておきましょう。
サブスクがこんなにも広まった意味は!?
10年程前までは音楽を聞くために、お店へCDを購入しに行ったり、TSUTAYAへレンタルしに行くと言うのが主流でした。
あなたにもそんな経験があるのではないでしょうか?
もちろん、今でもそういった人もたくさんいると思います。
しかし、サブスクユーザーが増え続け、わざわざお店に買いに行ったり、レンタルしに行って、また返却しに行ったりする人は減少の傾向にあります。
なぜこんなにもサブスクユーザーが増えてきたのでしょうか?
それは時代背景にあると言われています。
今から20年程前までは、持っている事(音楽でいうとレコードやCDを所持する事)がステータスでした。
当時はそこに価値を見出す人も多かった様に感じます。
しかし現代社会においては、実際に自分で「体験する」ことに焦点が当てられています。
大きなレコードからCDに変わり、音楽を録音するためのカセットテープがMD、そしてUSBへと変化し、今ではWeb上に音楽があります。
多くの物を所持することへの憧れは薄れ、それが豊かさであるという価値観ではなくなってきたということでしょう。
自分が実際に体験する事で、自ら良いか悪いかを判断し、それを基準とするようになったのです。
そういった観点から見ると、物を所有しないという最大のメリットのある音楽サブスクは現代社会において非常にマッチしたサービスと言えるでしょう。
今後、物を所有しない時代となり、音楽のあり方自体が変わりつつあるように感じられます。
社会情勢に合わせて、時代を彩る役目である音楽は、今後も形を変えてその時代その時代のトレンドへと進化し続けるのではないでしょうか。
まとめ
- サブスクとはサブスクリプションの略で一連の流れ(ビジネスモデル)を意味する言葉
- 物を所有しない現代社会においてサブスク音楽は社会のニーズに合ったサービス
- 音楽サブスクは人によってはデメリットもある為、無料期間を有効活用してみる
今回は音楽サブスクの意味や現代社会における価値観についてお話しました。
今や音楽に限らずとも車のサブスクや、飲食店でもサブスクが導入されてきています。
今後もたくさんのサブスクサービスが展開されていくのではないでしょうか。
あなたにとってメリットになるかもしれないサブスクサービス。
時代に取り残されないように、「サブスク」に目を向けてみてはいかがでしょう。
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