マイホームを建てるとき、思い浮かぶハウスメーカーはどこでしょうか?
一生に一度の大きな買い物になりますから、失敗はしたくないですよね。
ヘーベルハウス、積水ハウスに続き、住友林業はTOP5入りの大手ハウスメーカーです。
そして現在、平屋住宅のニーズが高まっていることをご存じですか?
その理由として上げられるのが、
- 家族の一体感
- 庭とつながる心地よさ
- 大空間を楽しむ
開放感の空間を作ることができ、部屋のどこにいても家族の存在を感じられる安心感が平屋の魅力です。
住友林業の平屋住宅は、国産の木材を使用しているため、木の素材を活かした住宅を設計することができます。
国産の木材を使用していると聞くと、坪単価は高いのでは?と疑問を抱くでしょう。
そこで、住友林業の気になる平屋の坪単価や坪単価のノウハウをご説明します。
住友林業の坪単価はいくら?
住友林業の坪単価はずばり70万~90万円です。
やっぱりTOP5に入るだけ、坪単価は高いわね!
住友林業の住宅は、木材の素材を活かした「PRIME WOOD」と呼ばれる、高品質なオリジナル部材で建てられています。
この「PRIME WOOD」とは、国内だけではなく世界中の異なる環境で育った樹種を、職人の高い技術力で高品質な木を活かした住友林業のオリジナル部材のことです。
特製の異なった木と木を組み合わせることで、部屋のアクセントを作り出してくれます。
また住み続けることで、木材は味わい深い表情を見せてくれ、木のぬくもりを感じ豊かさが増す喜びを得ることができます。
木のもつ不思議な力が、心と体をリラックスし、人への良い影響が得られるためヒーリング効果につながります。
また、木造住宅を建てるなら住友林業の他に、セキスイハイムと住友不動産があります。
セキスイハイムの坪単価は50万~80万円、住友不動産では坪単価40万~70万円と言われています。
住友林業は、木造住宅に力を入れた伝統あるハウスメーカーで安心感があり、幅広い設計が可能なため、ハウスメーカーの中では高額部類に入ります。
予算がかけられる人でないと難しいんだね。
坪単価が高いだけに、火災や地震などの災害にも耐えられる耐久力があり、アフターケアも充実しているため、生涯安心して住める質の高いマイホームを提供してくれます。
木の素材が好きで、自由度の高いマイホームを建てたい人に向いているわね。
木造住宅他のハウスメーカーの坪単価は??
住友林業の他に木造住宅を建築するハウスメーカーの坪単価について下記の表にまとめました。
ハウスメーカー | 坪単価 |
三井ホーム | 80万~100万円 |
スウェーデンハウス | 80万~100万円 |
積水ハウス | 70万~90万円 |
セキスイハイム | 70万~90万円 |
無印良品 | 60万~80万円 |
住友不動産 | 55万~70万円 |
富士住建 | 50万~60万円 |
木下工務店 | 40万~70万円 |
タマホーム | 40万~50万円 |
下にいくほど、坪単価が安いことが分かります。
予算が合わないハウスメーカーで住宅を建てることは難しいため、ハウスメーカーを選ぶ際の坪単価の目安として参考にしていただけたら幸いです。
住友林業の坪単価平屋はどうなの
平屋の坪単価は平均75万円です。
平屋と聞くと、昔ながらの日本家屋のイメージがあると思いますが、住友林業の平屋は間取りやデザイン性にこだわりがあります。
住友林業は木造住宅のハウスメーカーの中で、坪単価が高いハウスメーカーになります。
しかし、坪単価が高い分性能にこだわっているのため、「耐震・断熱・耐久・耐火」において心配される木造住宅でも、豊富な研究により高品質な住まいを実現できます。
災害が起きても安心だね。
また年々、平屋を建てるニーズが世代関係なく高まっています。
そこでおすすめなのが住友林業の「GRAND LIFE」です。
5つもの魅力がつまっており、それぞれの魅力を詳しく説明します。
フラットにつながる
同じフロアにいるため、いつでも家族の気配を感じられ安心感が生まれます。
段差がないので子供たちや高齢者にも使いやすく暮らしやすい安心な住まいです。
ゆったりとくつろげる空間で、友人や離れて暮らす家族が遊びに来ても、賑やかな時間を過ごせます。
内と外が一体感につながる
リビングダイニングが庭へとつながり、陽だまりとそよ風が心地よく感じ、食事やおしゃべりの時間がより一層楽しいひと時になります。
どの部屋からも庭の自然を感じて暮らせますね。
庭へとつながる一体感で子育てしやすいため、自然とのふれあいで子どもたちも楽しめます。
大空間を楽しむ
高層ビルで使われるラーメン構造を、住友林業が木造住宅で使えるよう独自のビックフレーム構法を誕生させました。
これは日本初の梁勝ち(はりがち)ラーメン構造を実現したことにより、高天井のリビングで開放感が生まれます。
床を下げれば天井高を最大約3.52mまで対応可能です。
また、最大7.1mの開放的な大開口を設計することができます。
これは住友林業が自信をもって実現できる設計です。
生活動線がしやすい
ワンフロアで生活できるのが平屋の魅力です。
上下階の移動がないため、家族がリビングに集まりやすくなり会話がはずみますね。
環境にやさしい
2階建ての屋根に比べて、平屋の屋根は大きく広くとれるため、太陽光発電システムを多く載せることができます。
日常で使用する消費エネルギーをプラスマイナスゼロ以下にすることが可能です。
これは住友林業のZEH仕様だからこそ、実現できる強みですね。
ZEHとHEMSについて
環境に配慮した暮らしが課題になっています。
2025年までに「省エネルギー基準」の義務化が求められており、さらにグレードの高いのが「ZEH基準」となります。
ZEHって何?
ZEHとはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスと呼ばれている住宅のことを言います。
高い断熱性能で高効率な機器やHEMSなどの省エネルギー設備、太陽光発電システムによる創エネルギー設備を組み合わせます。
その組み合わせが日常で使用する消費エネルギーの年間消費量をゼロにするということです。
HEMSって何?
HEMSとは、家庭で使用するエネルギーを節約にするための管理システムのことです。
電化製品や電気設備とつなぎ、電気やガスの使用量を「見える化」して、無駄をなくし各機器のエネルギーを自動で抑制することで、節電につながります。
このHEMS設置は2030年までにすべての住まいへ設置することを政府は目指しています。
しかしHEMS設置するにあたり、2つ注意点があります。
- HEMS対応している電気機器が少ない
- HEMS設置にかかる工事費が高い
電気機器をHEMSに接続したい場合、「ECHONET Lite」という経済産業が推奨する規格に対応していなければなりません。
現状では対応できないものが多いため、HEMSを設置すると同時に買い替えが必要になることもあります。
また工事費のコストと設置後に削減できるエネルギー費を比べると、ほとんど差がないのが現実です。
費用面だけに注目すると、設置するメリットがそれほど大きいとは言えません。
しかし、家庭内で使用するエネルギーが数値となって確認できるため、電気の無駄遣いや電気の使用傾向が分かり、自然と節電節約につながるメリットが生まれてきます。
平屋のメリットとデメリット
人気上昇中の平屋住宅ですが、平屋にするとどういったメリットとデメリットが生まれるのでしょうか。
家づくりにはメリットとデメリットがありますが、このデメリットは工夫次第で解消されます。
せっかくマイホームを建てるのですから、色々な角度・目線から見て感じ取り、心地よい理想のマイホームを建てられるとよいですね。
住友林業の坪単価計算方法
住友林業の坪単価は70万~90万円と言われており、他のハウスメーカーに比べて高い傾向です。
マイホームを建てる際に目安となるのが坪単価ですよね。
ハウスメーカーによって坪単価は異なります。
そもそも坪単価ってどうやって計算されているの?
坪単価とは、家を建てる1坪(※1)当たりの建築費がいくらになるかを言い、家の本体価格を坪数(延床面積)で割った計算方法で坪単価を求めます。
※1 1坪は約3.3㎡で畳2枚分
例えば、マイホームを建てる一般的の坪数は35~40坪になりますので、延床面積40坪に対し2階建ての本体価格は3,000万と想定します。
上記の坪単価の計算方法に当てはめると…
3,000万円 ÷ 40坪 = 75万円 となり、坪単価は75万円になりますが、坪単価 × 坪数 が住宅を建てる際の総費用というわけではありません。
本体価格は標準設備からのグレードを変えると、本体価格の変動があります。
住友林業では、標準設備以外の設備に変更することを「提案工事」と言います。
これは一般的に「オプション設備」と言われているものです。
しかし、住友林業で「提案工事」をすると「きこりん税」という掛け率12%の諸経費が加算されますので、設備を変更する際は注意が必要です。
また本体価格の他に、別途工事費(20%程度)と諸費用(5%程度)が発生することを頭の片隅に入れて忘れないようにしましょう。
本体価格の他に、別途工事費と諸費用が加算されることを忘れないようにしましょう。
忘れてしまいますと、予算オーバーにつながっていきます。
延べ床面積と施工床面積の違い
先程、坪単価の計算式の中で坪数(延床面積)と出てきましたが、ハウスメーカーや工務店によっては、施工床面積で計算する場合もあります。
同じ本体価格で計算した場合、延床面積と施工床面積のどちらで計算するかでは、坪単価の差が大きくでます。
どれくらい差がでるの?
例えば 、本体価格3,000万円で延床面積は35坪、施工床面積が50坪と仮定します。
2,800万 ÷ 35坪 = 80万
2,800万 ÷ 50坪 = 56万
このように24万円もの差がでてきます。
坪単価の計算に延床面積と施工床面積のどちらで計算されているのか、また、この2つの違いを知らないでいると、予算がどんどん上がっていくことになりかねません。
坪単価の計算方法が、ハウスメーカーや工務店によって、どちらを使って坪単価を計算しているのか必ず確認するようにしましょう!!
住友林業の坪単価の総額は?
ここでは住友林業の坪単価75万~90万円に対し、マイホームと建てる場合の坪数別に、本体価格と建築総額を表にしました。
坪数 | 本体価格 | 建築総額 |
25坪(約83平米) | 1,750万~2,250万円 | 2,333万~3,000万円 |
30坪(約99平米) | 2,100万~2,700万円 | 2,800万~3,600万円 |
35坪(約116平米) | 2,450万~3,150万円 | 3,267万~4,200万円 |
40坪(約132平米) | 2,800万~3,600万円 | 3,733万~4,800万円 |
45坪(約149平米) | 3,150万~4,050万円 | 4,200万~5,400万円 |
50坪(約165平米) | 3,500万~4,500万円 | 4,667万~6,000万円 |
建築総額は本体価格に別途工事費や諸経費など2割~3割ほどプラスした金額になります。
住友林業であなたが建てたいマイホームの広さと予算はどのくらいでしょうか?
実際にかかる建築総額の目安として表を参考にしてみてください。
住友林業の坪単価は他のハウスメーカーに比べるとやや高めの坪単価になります。
コストを重視したいあなたは住友林業でマイホームを建てることは難しいです。
予算もありますが、せっかくマイホームを建てるなら、あなたのこだわりを入れたいですよね。
住友林業の住宅はこだわりを重視していますので、あなたの理想とするマイホームを建てられるとよいですね。
まとめ
- 住友林業の坪単価は70万~90万円である
- 坪単価の計算で延べ床面積か施工床面積では坪単価が変わる
- 坪単価が高い分性能にこだわっている
- 木造住宅を建てるなら住友林業
- 木材は国内だけではなく世界中の異なる環境で育った樹種を使用
住友林業の木造住宅は使用する木材にこだわりをもっています。
自然の木材を使って建てているため、同じ木材は存在せず、オンリーワンの木材です。
自由度の高い間取りも実現できるので、あなたのオリジナリティーあるマイホームを建てることができるでしょう。
また、設備のグレードや間取りなどによって坪単価は変動します。
今回ご紹介した坪単価や建築総額は、実質とは異なりますので、おすすめの参考資料として見て頂けたら幸いです。
一生に一度の大きな買い物である、マイホーム!!
妥協はせず、あなたの夢と希望が詰まった、素敵なマイホーム作りを住友林業で実現してみてはいかがでしょうか。
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